映画「デスノート」の福岡ロケ

映画「デスノート」の福岡ロケ

「日刊スポーツ」2006 年 2 月 27 日付より。

藤原 竜也、主演映画で臨時列車走らせた

藤原 竜也 (23) 主演映画「デスノート」(金子 修介監督、6 月公開)で福岡市営地下鉄のメーン路線で、営業時間内に臨時列車を走らせる前代未聞のロケを行った。
場所は地下鉄利用客の 8 割にあたる約 27 万人が 1 日に利用する空港線。
2 日間でそれぞれ昼間に 2 往復、終電後に 1 往復する間に、臨時列車内で撮影を行った。

通常ダイヤでの撮影であれば、1 日乗車券と同額の 600 円×乗車人数分と意外に安く済む。
だが、臨時列車を走らせると、人件費や光熱費など、2 日間で約 1000 万ほど借りた側が負担する。
今回は延べ 1000 人のエキストラと 300 人のスタッフが乗車して撮影に参加して約 1100 万円が投入された。

撮影前日に貸し切り車両がいたずらに遭い、窓ガラスが壊される事件もあった。
撮影時間が短縮されて撮り直しがきかない分、スタッフやキャストも集中力を発揮。
追加撮影なしで無事に終了した。

藤原は「めったにない経験。写真を撮りました」と大はしゃぎ。
共演の瀬戸 朝香 (29) は「普段、電車に乗らないだけに楽しかった」と話した。

「スポーツニッポン」2006 年 2 月 27 日付より。

俳優の藤原 竜也 (23) が主演する映画「デスノート」(監督金子 修介)の撮影がこのほど福岡市営地下鉄空港線で行われた。
主人公の夜神月(藤原)と FBI 捜査官レイ(細川 茂樹)が、地下鉄で攻防戦を繰り広げる重要なシーン。
貸し切った列車を平常のダイヤに組み込み、営業時間中に走行しながら撮影した。

都心部を走る空港線は 1 日に約 27 万人が乗車。
昨年、TBS ドラマ「輪舞曲〜ロンド〜」の撮影でホームを使用したが、営業時間内に臨時列車を走らせたのは初めて。
藤原は「めったにないことなので、携帯電話で写真を撮っちゃいました」と笑顔。
レイの婚約者役の瀬戸 朝香 (29) も「大がかりですごい」と圧倒されていた。
映画は 2 部構成で第 1 弾が 6 月、第 2 弾が 10 月に公開される。

レイ=ペンバーは、マンガ「DEATH NOTE デスノート」(作:大場 つぐみ/画:小畑 健)では、新宿駅から山手線に乗ります(降車駅不明)。

映画「デスノート 前編」では、赤坂橋駅から地下鉄に乗り品川公園駅で降りますが、実際はいずれも地下鉄空港線の赤坂駅です。

また、映画「デスノート 前編」でメールを受信した国会議事堂駅は、隣の大濠公園(おおほりこうえん)駅です。

更に、映画「デスノート 前編」の欧名美術館の内部は、福岡県の北九州市立美術館です(外観は栃木県立美術館)。