単行本初版だけのデスノートのルール

単行本初版だけのデスノートのルール

「DEATH NOTE デスノート」(作:大場 つぐみ/画:小畑 健)第 7 巻には以下のルールがあります(初版のみに記載され、重版からは削除)。

  • (初版のみ)死神と眼球の取引をし、その目で見える人間の寿命は、デスノートに左右されない、その人間の人間界での本来の寿命である。デスノートで死んだ場合、残っていた寿命が死神に与えられるのである。(デスノートのルール

これは、第 5 巻の以下のルールに似ています。

  • 死神と眼球の取引をし、その目で見える人間の寿命は人間界にあるデスノートに関わっていない人間界での本来の寿命である。(デスノートのルール

後半に一文が追加されていますが、前半の違いは「デスノート」か「人間界にあるデスノート」かのようです。

結論から言うと、このルールは物語の展開に影響なかったので、変更した理由は分かりません。

また、第 7 巻には以下のルールもあります(初版のみに記載され、重版からは削除)。

  • (初版のみ)死神の目で見る事のできる人間の名前は、「その人間を殺すのに必要な名前」であり、たとえ戸籍等に名前がなくとも、殺すのに必要な名前は見える。(デスノートのルール

これは、第 5 巻の以下のルールに似ています。

  • また、死神の目で見る事のできる人間の名前は「その人間を殺すのに必要な名前」であり、たとえ戸籍等に名前がなくとも殺すのに必要な名前は見える。(デスノートのルール

こちらは、接続詞や句読点の位置が異なるだけで、内容は同じです。

いずれのルールも、第 7 巻は編集者がうっかりしていたものと思われ、集英社「週刊少年ジャンプ」の巻末に以下のコメントが掲載されました。

ちなみに、第 7 巻で 2 つのルールが削除されたため、第 8 巻のルールは 2 つ若い数字からの連番になっています。